女優のサンドラ・ブロック(Sandra Bullock, 51)は、これからの人生が「希望に満ちた」ものになるという自信にあふれている。
サンドラは2010年、元夫ジェシー・ジェームズ(Jesse James)が浮気を繰り返していたことが発覚して離婚に踏み切り、失意のどん底を経験した。
しかしここへ来て、サンドラの人生はかなり良い方向へと向かってきている。出演作での演技が高く評価されているほか、モデルからカメラマンに転身したブライアン・ランドール(Bryan Randall)という新しい恋人もできた。
「人生はとてもすばらしいわ」とサンドラはトロント国際映画祭で記者団に語ったと米Us Weekly誌が伝えている。「今日は本当にステキな日だけど、明日はもっと最高になってほしい。ここに来ることができて本当にラッキーだし、祝福されている感じがする。未来には今と変わらないことを求めたいけど、そうならなかったとしたら、それなりの理由があるはずだわ」
サンドラは政治キャンペーン専門家を演じる新作映画『Our Brand Is Crisis(原題)』のプロモーションで同映画祭に参加。エンターテイメント業界は政界と同じ力学で動いていると確信しているという。
「エンターテイメントビジネスにも、他人を操ろうとする企みや不信、騒々しい騒ぎといったことがあるわ。全く同じよ。売り込むことが目的だから」とサンドラは米Hollywood Reporter誌に語っている。
そんな彼女は仕事に集中していない時、養子のルイ(Louis)君のために家事をこなしている。ルイ君は先週、幼稚園に入ったばかりで、その節目を目の当たりにしたサンドラは感動で涙を流したという。
「4日前に幼稚園が始まったの」とサンドラはカナダのエンターテイメント情報番組「ET Canada」で明かした。「また泣いちゃったわ。今週は泣いてばかり。息子には見せなかった。私が幼稚園まで送ったの。気を強く持っていたけど、他の親御さんと同じように顔をそむけた。もちろん、どんなものでも同じだけど、ラジオから流れていた曲でよけいに感情が高ぶったの。ひどい有りさまだったけど、私はいつもそうだわ」
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