元サッカー・イングランド代表キャプテンのデビッド・ベッカム(David Beckham)と妻でファッションデザイナーのヴィクトリア(Victoria)夫妻が、3,150万ポンド(約58億7,000万円)の大豪邸にようやく引っ越しするメドが立った。
夫妻は2013年、ウェスト・ロンドン地区に邸宅を購入。3階建てで、6つのベッドルーム、8つのバスルームを備えているが、1,000万ポンド分の改装工事が最近まで続いていた。
ヴィクトリアはようやく改装工事が終わったことに「有頂天」で、夫妻はブルックリン(Brooklyn, 16)、ロメオ(Romeo, 13)君、クルス(Cruz, 10)君、ハーパー(Harper, 4)ちゃんの4人の子どもたちと一緒に晴れて新居で暮らせるようになる。
「工事は1年前に終わっているはずだったが、延期とトラブルが起きていた」とある関係者は英Heat誌に明かしている。「ベッカム家は工事が半分のところでデザイナーを(ケリー・ホッペン[Kelly Hoppen]からローズ・ユニアッケ[Rose Uniacke]に)変えた」
この邸宅は「グレードII」に指定されており、夫妻はインテリアの壁を動かしたり、歴史的な装飾に手を加えたりするにはいくつもの申請をする必要があった。ジムやマッサージルーム、映画鑑賞室、ワインセラー、ゲームルーム、プレイルームを追加したほか、マスターベッドルームを広げたと言われている。さらに屋根つきの庭もしつらえたようだ。
近隣住民は昨年、ベッカム夫妻が空調設備を新たに申請したことに苦情を申し立てたが、地元の議会は夫妻の申請を認めた。
「すごく趣味が良くて、すべてが大理石でできている」と関係者は続けた。「長いこと完成を待ち望んでいたヴィクトリアは最高に幸せだ」
夫妻はハートフォードシャー州にあり、「ベッキンガム宮殿」と呼ばれた以前の邸宅を1,200万ポンドで売却したと伝えられている。さらに米カリフォルニア州と南フランスにも居を構えている。
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