ニッキー・ミナージュ（Nicki Minaj, 32）が音楽授賞式「MTV Video Music Awards」（VMA）で見せたマイリー・サイラス（Miley Cyrus, 22）に対する怒りは本物のようだ。
ニッキーは8月30日に開催された授賞式で最優秀ヒップホップ・ビデオ賞に輝いた。しかし授章スピーチではホスト役を務めたマイリーのことを「ビ＊チ」と呼んだ。
授賞式に先立ち、マイリーは先週、インタビューでニッキーについて語った。ファンはニッキーの罵倒が演出の一部だったと見ているが、関係者によると、2人の確執は本物だという。
「ニッキーはマイリーに激怒していて、ステージで感情をぶちまけることにした」と関係者の1人は米Us Weekly誌に語っている。「彼女の怒りは本物で、演出されたものではまったくない」
ニッキーがマイリーに対する怒りをあらわにしたのは、マイリーが米The New York Times紙とのインタビューでの発言がきっかけだった。ニッキーは「アナコンダ」のミュージックビデオがVMA最優秀ビデオ賞にノミネートされなかったことについてTwitterで不満をぶちまけたが、マイリーはその反応には良い印象を持てなかったと指摘。ニッキーの怒りの表現の仕方には同じミュージシャンとして敬意を持てないと話している。また、ニッキーは「あまりやさしくもなければ、あまり礼儀正しくもない」ともつけ加えた。
やり返さずにはいられないタイプのニッキーは、かつて米ディズニードラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」でブレイクしたマイリーに怒りを爆発させ、授章スピーチをこう締めくくった。「ところで話は戻るけど…このビ＊チがメディアであたしに言いたいことがたくさんあるようね。マイリー、どうよ？」
ホストのマイリーはニッキーの怒りにびっくりした表情を見せた。ある事情通は米People誌に対し、運営スタッフも口をあんぐりさせていたと明かしている。
「（スタッフは）びっくりして口を大きく開けていた。演出の一部ではなく、みんなあぜんとしていた」とこの事情通は語っている。「その後は2人がバックステージで鉢合わせしないように注意を払っていた。再び対決が起きるかもしれなかったからだ」
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