GLAM Editorial

2015.08.26(Wed)

メル・ギブソン、女性パパラッチとのもみ合いを否定!

メル・ギブソン

 俳優のメル・ギブソン(Mel Gibson)が23日、シドニーで女性カメラマンを突き飛ばしたり、つばを吐きかけたりしたと報道されている件について、事実無根だと反論した。

 News Corp Australiaのカメラマン、クリスティ・ミラー(Kristi Miller)はメルと恋人で米馬術競技選手のロザリンド・ロス(Rosalind Ross)の写真を撮ろうとした際、メルから暴行されたと主張している。パディントンの映画館から出てきた2人を撮影しようとしたところ、つばを吐きかけられたり、罵声を浴びせられたり、突き飛ばされたりしたという。

 メルの広報担当を務めるアラン・ニーロブ(Alan Nierob)は、こうした主張には真実のかけらもないと報道を否定した。

 「基本的に言えば、ギブソン氏と友人はこのフォトグラファーに嫌がらせを受けていたのであり、やめるように繰り返しお願いしていたのです」とアランはGuardian Australiaに語っている。「身体的な接触は一切なく、彼女の主張はこの真実の完全なねつ造です」

 メルとロザリンドはダヴィド・オロファン(David Oelhoffen)監督の『涙するまで、生きる』を鑑賞した後、報道されている騒ぎに巻き込まれた。この映画館では映画祭が開催中で、2人は待ち構えていたファン数人と言葉も交わしている。

 クリスティはことの次第を詳細に語り、暴行の後は完全なショック状態だったと強調している。

 「メルとガールフレンドの写真を撮って、振り返ると彼に背中をとても強く突き飛ばされた。まさかと思ってショックだった。両手だったのかヒジだったのかは分からない」と彼女は英Daily Telegraph紙豪版に語っている。「彼は私の顔めがけてつばを吐きかけたり、罵声を浴びせたりしてきた。私のことを人間どころか犬と呼び、地獄に落ちるだろうと言い捨てた。暴言は続き、***とも言った。息をつくこともせず、ノンストップで続けた」

 クリスティによると、ロザリンドがメルをなだめたことでようやく攻撃は止まったという。警察は映画館の外で男女の間でトラブルがあったことを捜査していると認めている。

 メルはアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)主演の最新監督作『Hacksaw Ridge(原題)』のためオーストラリアに滞在している。

 メルは過去にも激高してトラブルを引き起こしてきた。2010年には当時の恋人オクサナ・グリゴリエヴァ(Oksana Grigorieva)に人種・性差別的な暴言を吐いたことがネット上に流出して騒ぎになったこともある。また2006年に酒気帯び運転で逮捕された際、警官に向かって反ユダヤ的な暴言を吐く様子を録音した音源がネット上に流出した。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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