GLAM Editorial

2015.08.25(Tue)

ケイトリン・ジェンナー、交通事故で殺人罪適用の可能性も?

ケイトリン・ジェンナー

 リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られ、性転換プロセスを終えて女性になったケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner, 65)が、殺人罪で起訴される可能性が浮上している。

 元金メダリストで、以前はブルース(Bruce)と名乗っていたケイトリンは2月、カリフォルニア州マリブで州道1号線を走行中に別の車に衝突。4台が絡む事故を起こし、死者も出る惨事となった。

 当局による正式な捜査が行われ、米ABC7 Eyewitness News Los Angelesによると、警察はすでに捜査を終了しているという。

 事件の主任刑事は、ケイトリンは事故当時、危険なスピードで走行していたと確信しているという。このため、警察は事故を地検に送り、自動車による殺人事件としてケイトリンを裁判にかけることを勧告するという。

 事故ではキム・ハウ(Kim Howe, 69)さんという女性が死亡している。地検はケイトリンを訴追するかどうかの決断を今週に下すとみられている。

 自身のリアリティ番組「I Am Cait」でも知られるケイトリンは、今回の交通事故に関連して2度の訴訟を起こされている。5月にはハウさんの遺族から不法死で訴えられたほか、6月には被害者の1人ジェシカ・スタインドーフ(Jessica Steindorff)からも新たに訴えられたという。スタインドーフはプリウスを運転中にケイトリンのエスカレードに追突されたと主張している。

 「(ジェンナーは)不注意、不用意、無謀、そしてわがままなやり方で車を運転、保持、コントロール、そして作動させ、原告が負傷する結果を招いた法的責任を負った」とスタインドーフは訴状で訴えていると芸能情報サイトTMZは以前、伝えている。

 地検がケイトリンを訴追するかどうかを決める一方、事故の賠償金が巨額になるのは明らかだ。ケイトリンの車両保険では事故関連の出費上限が25万ドル(約3,000万円)となっており、敗訴した場合は法的費用で大金を支払う可能性がある。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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