GLAM Editorial

2015.08.01(Sat)

コールドプレイ、ニューアルバムで「シークレットサプライズ」を狙う?

コールドプレイ

 英ロックバンド、コールドプレイ(Coldplay)がニューアルバムを「できるだけ早く」リリースさせることに意欲をみせている。

 コールドプレイは2014年にリリースしたアルバム『ゴースト・ストーリーズ』が大ヒットし、世界中で370万枚を売り上げた。解散するのではという憶測が根強い中、解散どころかニューアルバム『A Head Full of Dreams』の準備に入っているようだ。

 「このアルバムはほぼ完成していて、バンドはできるだけ早いリリースを望んでいる」とある関係者は英The Sun紙に語っている。

 コールドプレイはボーカルのクリス・マーティン(Chris Martin)、ギタリストのジョニー・バックランド(Jonny Buckland)、ベーシストのガイ・ベリーマン(Guy Berryman)、そしてドラマーのウィル・チャンピオン(Will Champion)で構成する。前作『ゴースト・ストーリーズ』の売上は好調だったとはいえ、メンバーの多くは不満を感じているようだ。

 「前作アルバムはとても残念だった。クリスと(元妻で女優の)グウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)の離婚に注目が集まったからだ。でも新曲はもっとアップビートで、ポップ感もある」と関係者は説明している。「すでに8曲が完成していて、そのどれもが全然違っている」

 クリスは以前、『A Head Full of Dreams』へのクリエイティブなアプローチについて語っている。コールドプレイは末永く活動を続けるとしながらも、ニューアルバムはこれが最後になるという気持ちで作っていると話した。

 「これが7枚目のアルバムだけど、『ハリー・ポッター』の最後の本になるような気持ちで作っているんだ」とクリスは英ラジオ局BBC Radio 1のゼイン・ロウ(Zane Lowe)に語っている。「これがラストになるわけじゃないが、何かが終わったことを意味するんだ」

 「『ゴースト・ストーリーズ』の後で、すぐにスタジオに戻ったのは良かった。今はサウンドが全く違うものを作っている。僕たちの活動で最後だという意識でのぞんでいる。でなければ全力を注ぎ込んだりしない。ツアーに行くのはその後だよ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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