英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)を脱退したゼイン・マリク(Zayn Malik, 22)が、バンドの生みの親であるサイモン・コーウェル(Simon Cowell)のレーベル「Syco」から解雇されたと報道されたことについて、Syco側は噂を否定した。
ゼインは3月、ワン・ダイレクションからの脱退を突如表明し、ファンに衝撃を与えた。ワン・ダイレクションはサイモン率いるSycoにとって稼ぎ頭のアーティストの1つであり、ゼインは脱退したことでレーベルから解雇されたという噂が今週に入ってから広まっていた。
しかしレーベルの広報担当者は、こうした憶測は正しくないと否定した。
「ゼインは今もSycoにいます」と広報担当者は米Entertainment Weekly誌に語っている。
ゼインをめぐっては最近、専門家チームを結成してソロ活動をスタートする計画があるという見方が広まっている。英The Daily Mirror紙は先日、英歌手のリタ・オラ(Rita Ora)などをスターに押し上げた敏腕マネージャーのサラ・ステネット(Sarah Stennett)に目をつけていると伝えていた。
「これまでは計画が宙に浮いたような状況で、ゼインの今後の活動について出回っている情報の多くは(音楽プロデューサーの)ノーティ・ボーイ(Naughty Boy)がしゃべっていることだ。でもゼインは真剣になる時が来たと決意した」とある事情通が語っている。「サラ・ステネットは経験も豊富。業界で最高の人材の1人だが、あまり動きすぎる人や、ゴシップ好きとは一緒に仕事をしたくないタイプだ」
「新しいチームができたら、ノーティ・ボーイは出しゃばらないようにしなければならないだろう」
ゼインはノーティ・ボーイと新曲作りに打ち込んでいたが、今月に入ってから2人の関係は悪化した。
ゼインは数日前、Twitterでノーティ・ボーイに対する批判をぶちまけた。
「つまらないデブのノーティ・ボーイ、友だちヅラするのをやめろ。お前なんか誰も知らない」とゼインは13日、Twitterで怒りを爆発させた。
このツイートが本当にゼインのものかどうかは不明で、ハッキングされた可能性もあるうえ、何に怒っているのかも明らかではない。しかしこのツイートは17日時点でもゼインのアカウントで公開されたままになっている。
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