米女優のクリステン・スチュワート(Kristen Stewart, 25)は、『トワイライト』シリーズへの出演と、共演した俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)との交際で注目を集め、世界的な人気女優としてブレイクした。
しかしクリステンは妻子ある映画監督のルパート・サンダース(Rupert Sanders)と抱き合う写真が公開されたことでロバートと破局。クリステンはその時の呆然とした気持ちを告白した。
「本当に率直に言うと、あれは20代前半の私にとってはすごくトラウマ的な時期で、自分の中の少し野蛮な部分が暴走するきっかけだったの」とクリステンは米版Marie Claire誌で告白した。「15歳から20歳までの間はとても強烈で、常に不安だった。支配欲が強いタイプだったの。あることの結果が想像できなかったら、気持ちがイライラしていくか、自分を衰弱させる形で閉じ込めたり、押さえつけたりしていた」
幸い、クリステンはこうした悪循環から抜け出すことに成功し、ありのままの自分を受け入れることができた。『アリスのままで』や『Clouds of Sils Maria(原題)』といった、困難をともなう幅広い役柄を選んできたことのおかげだという。特に『Clouds of Sils Maria』では米女優として初めて仏セザール賞助演女優賞を受賞。素のままの自分に自信を持てるようになったようだ。
「精神的な落ち込みにはまらず前に進めたことは本当に誇りに思っているの。そんな自分は初めてだから」とクリステンは続けた。「年を重ねてきて、以前よりスマートで気持ちも穏やかになれた。本当に最高だわ」
以来、クリステンは自分の振る舞いを謝る必要を感じなくなり、インタビューの内容がどう伝わるのかを心配しなくなったようだ。
「最近は、『本当にすいませんでした』となることが少なくなっているの。その代わりに『だから何よ』というのが増えた」と彼女は明かしている。
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