米HBOの大人気TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる英女優のメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams, 18)は、自分が演じるキャラクターが殺されないことを願ってやまない。
メイジーは同ドラマでアリア・スタークに扮している。英俳優のキット・ハリントン(Kit Harington)が演じるアリアの異母兄ジョン・スノウは最新シリーズで死を迎えたが、メイジーは自分のキャラクターがドラマに必要不可欠な存在であることをプロデューサーに説得するために全力を尽くしていることを認めた。
「(プロデューサーには)親切な態度を心がけて、私を殺さないでとお願いしているけど、どうなるかは分からない…。だから黙って笑顔を見せて、コーヒーをごちそうしているわ」とメイジーは10日、米エンターテイメント情報番組「Extra」とのインタビューで語った。
メイジーは約2週間後にシーズン6の撮影にのぞむ予定だ。シーズン5はアリアが突然視力を失う展開を見せた。次シリーズの脚本はまだ読んでいないが、メイジーは_このストーリーはまだ続くと確信している。
「盲目になったことが、どう展開するのかは知らないの」とメイジー。「いい結果につながればと思うけど、知っての通り、『ゲーム・オブ・スローンズ』は先がどうなるのか誰にも読めない」
またメイジーはジョンのサプライズ復活の可能性についても語った。「ゲーム・オブ・スローンズ」の熱狂的なファンは、キットがテニスのウィンブルドン選手権をジョンのトレードマークとも言えるウェーブのかかった長髪のままで観戦していたことから、その死は一時的なものの可能性があると期待している。キットは以前、ジョン役での出演が続く限り、髪を切ってはならないという契約を結んでいることを明かしていた。
しかしメイジーは、ジョンが次シーズンで復活することはありえないと力説した。
「みんな前向きになろうとしているだけだと思う…。だって、彼は劇中で刺されたもの…しかもたくさん」とメイジーは話している。
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