米人気TVシリーズ「ママと恋に落ちるまで」などで知られる女優のコビー・スマルダース(Cobie Smulders, 33)が脚を骨折し、今後の出演作から降板したことが分かった。
コビーはケリー・ワシントン(Kerry Washington)との共演で米HBOが製作し、アニタ・ヒル(Anita Hill)事件を描くTV映画『Confirmation(原題)』に出演する予定だった。しかし米Us Weekly誌によると、コビーは代役にバトンタッチすることになったという。
仕事を休むほど深刻なケガとはいえ、コビーはどうして骨折したのか分からなかったようだ。
「脚が痛くなってきたので診察してもらったと言っていた」とある関係者は同誌に語り、撮影は今週から開始予定だったとつけ加えた。「しばらく前に何かのせいで骨折したかもしれないとも言っていた」
コビーはハリエット・グラント(Harriet Grant)弁護士役で出演予定だった。代役の女優はまだ決まっていない。
同作の放映時期はまだ発表されていないが、米ドラマ「スキャンダル 託された秘密」で知られるケリーがアニタ役に扮し、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)、エリック・ストーンストリート(Eric Stonestreet)、グレッグ・キニア(Greg Kinnear)らも出演する。
同作は1991年にアニタにセクハラで訴えられたクラレンス・トーマス(Clarence Thomas)判事が主人公。このスキャンダルにより、トーマス判事は米最高裁判事の候補としての資質が問われることになる。
エグゼクティブ・プロデューサーも務めるケリーはInstagramにアニタの衣装を着た画像を投稿し、作品に対する意気込みを語っている。
「HBOのみなさん、アニタ・ヒルを演じ、このストーリーを語るすばらしいチャンスを与えてくれてありがとう!」とケリーは書き込んでいる。
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