女優のジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)が夫で俳優のベン・アフレック(Ben Affleck)との離婚を決めたのは、ベンのギャンブル中毒に耐えられなくなったのが理由のようだ。
先月29日に結婚10周年を迎えた夫妻は翌30日に離婚を表明した。夫妻は数ヶ月前から離婚の危機にあると噂されてきた。婚前契約は交わしていなかったとも報じられているが、資産の分割をめぐっては問題にならないとみられている。
夫妻が離婚に踏み切った理由は定かではないが、芸能情報サイトTMZはジェニファーがベンのギャンブル癖にうんざりしたのが理由だと伝えている。ある事情通によると、問題はここ数週間で悪化し、ジェニファーは「もう我慢できない」状況に追い込まれたという。
しかし、ベンのパーティー癖は問題ではなかったとも言われている。ベンは2001年にアルコール中毒のリハビリ治療を受けており、また外出中に他の女性と会った事実はなかったとされている。
ベンのギャンブル中毒はメディアでも伝えられており、過去にはカジノで札束を持つ姿がネットで公開されたこともある。また2014年4月には、ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで「カード・カウンティング」と呼ばれる戦術を使ったとして出入り禁止になっている。
ベンは昨年、米Details誌とのインタビューで、ジェニファーがギャンブル問題のため自分の元を去ることはないとして離婚の噂を否定し、こうした憶測は「完全なでっち上げ」だと反論した。
さらにベンはギャンブルが好きではない以上、こうしたコメントが出回るのは信じられないとも強調した。
ベンとジェニファーは、カリフォルニア州家族法第4336条の要件を満たすため、結婚から10年が経過するまで離婚を先延ばしにしたとみられている。夫妻には3人の子どもがおり、同法のもとでは夫妻のどちらが配偶者扶養を受け取るのか、またその金額を家庭裁判所の判事が決定する。
しかし複数の情報筋がTMZに語ったところによると、今回はこのケースに当てはまらず、ジェニファーは金銭的な支援を必要としていないという。夫妻のビジネスパートナーらが手続きを進めており、子どもたちのためにも泥沼の法廷バトルに発展するのを避けようとしているようだ。
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