GLAM Editorial

2015.05.30(Sat)

ジェイク・ギレンホール、月のスピリチュアルパワーを役作りに活用?

ジェイク・ギレンホール

 俳優のジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal, 34)は、「無意識の力を強く」信じている。

 ジェイクは演じるキャラクターに全力を注ぎ込むことでも知られ、『ナイトクローラー』では体重を落としたり、『エンド・オブ・ウォッチ』ではロサンゼルス市警の警官や刑事らに半年間も密着したりしてきた。

 ジェイクはこうした方法でストーリーに入りやすくなり、またキャラクターに没入することで自然な演技ができるようだ。

 「無意識の力を強く信じている。自分がいる環境の分子を、文字通り体内にためこむようなものだ。人の体は90パーセント近くが水分だから、満月になるとその影響を受けるのは当たり前なんだ。海がそうである以上、人も影響を受けないわけがないだろう? 僕にとっては科学的な話だ」とジェイクは英版Esquire誌で持論を語った。「だから、警官と半年すごしたように、キャラクターの環境に身を置いて十分な時間をすごせば、その環境にある分子は、きっと何らかの形で自分に伝わる。それをスクリーンで表現すれば、観客は『普通とは違う感覚を感じる』と思うはずだ」

 ジェイクはカルト的な人気を誇る2001年の映画『ドニー・ダーコ』でブレイクし、その後も話題作に立て続けに出演してきた。当初は映画出演をとても実入りのいい仕事としか考えていなかったが、やがて自分の選択に迷いを感じるようになったという。

 「ある日目を覚ましたら、いるべき部屋にいなかったんだ」とジェイクは振り返った。「まるでデヴィッド・バーン(David Byrne)の歌みたいだった。『あれは僕の美しい家じゃない。あれは僕の美しい妻じゃない』のように」

 ジェイクはその後、ハリウッドのトップスターの1人として、そして高い評価を受ける俳優として成長していった。

 そんなジェイクの次回作は、ボクサーのビリー・ホープを演じる『Southpaw(原題)』だ。

 監督のアントワーン・フークア(Antoine Fuqua)は同誌で、困難な役に全身全霊でのぞんだジェイクに感銘を受けたと話している。

 「ジェイクはファイターとしての人生を生きるため、その他の人生を捨てた。まさに犠牲を払った。毎日リングに上がるため、ガールフレンドとも別れた」と監督は語り、ジェイクがモデルのアリッサ・ミラー(Alyssa Miller)と破局したことに言及した。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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