GLAM Editorial

2015.05.29(Fri)

「ギルモア・ガールズ」のメリッサ・マッカーシー、サイズ展開が豊富なファッションブランドを創設!

メリッサ・マッカーシー

映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』や人気ドラマ「ギルモア・ガールズ」などで知られる米女優メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy, 44)が、デザイナーとしてファッション界に進出することになった。メリッサが手がけるファッションブランド「メリッサ・マッカーシー・セブン 7(Melissa McCarthy Seven 7)」は80種類ものアイテムを取り揃え、サイズ展開も4号から28号までと非常に幅広い。お気に入りのショップで自分に合うサイズの服を見つけられないプラスサイズの女性たちに同情していたメリッサは、あらゆる体型の女性たちを思い浮かべながらデザインに取り組んだという。「ショッピングモールは、プラスサイズの女性たちを“隔離”しているのよ」と、メリッサは米More誌のインタビューで話している。「自分に合うサイズの服を扱っているショップが上の階の隅っこにあるから、お友達と一緒にショッピングに行けないなんておかしいわよね。プラスサイズのショップが目立たない場所にあるのは、ショッピングモール側が“そういうお客さんの姿は見たくないし、お客さん側も自分たちの姿を見られたくないだろうから”と勝手に思っているからだわ」。

メリッサが立ちあげたファッションブランドには、「ファッションは社会に影響を与える」という彼女の考え方が反映されている。幅広いサイズを取りそろえたこのブランドによって、メリッサは世間が女性に対して持っている固定観念を打ち破ることを願っているという。「アメリカという国は、女性に対して変な固定観念を持っているわ。私はそれを打ち破るお手伝いをしたいの。サイズ12号以上の人も大勢いるのに、一定のサイズ以上の人が気分に合わせて服を選べないのが現状なのよね」と、メリッサは持論を語っている。

メリッサは夫で俳優のベン・ファルコーン(Ben Falcone)との間にもうけた7歳のヴィヴィアン(Vivian)ちゃんと5歳のジョージェット(Georgette)ちゃんと娘2人のママでもある。母親と女優という2つの役割に加えてファッションデザイナーという肩書も持つことになったメリッサは、娘たちにも“女性”という枠にとらわれることなく好きな仕事を選んで欲しいと願っている。「アメリカでは女性が大統領に就任したことがないのよと娘たちに言ったら、“嘘でしょ、そんなことありえない!”って彼女たちは言ってたわ」と、メリッサは明かしている。「私は正義感がとても強いの。女性たちには、必ずしも会社のために働かなくてもいいということに気づいて欲しい。女性も会社を経営すればいいんだから。そういう可能性が広がることを私は望んでいるわ」。

メリッサが手がけるブランドの商品は、8月に全米で発売されることになっている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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