GLAM Editorial

2015.05.17(Sun)

殺処分の危機にあったジョニー・デップの愛犬、豪から米へ帰国の途に

ジョニー・デップ

 俳優のジョニー・デップ(Johnny Depp, 51)の愛犬2匹が、カリフォルニア州へ帰国の途についた。

 ジョニーは現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5作『Dead Men Tell No Tales(原題)』の撮影でオーストラリアを訪れている。しかし愛犬のヨークシャーテリア、ピストルとブーを税関で申告せずに持ち込んだため、バーナビー・ジョイス(Barnaby Joyce)農相は、現地時間16日までにアメリカに送り返さない限り殺処分にすると警告していた。

 芸能情報サイトTMZによると、ジョニーはすでに犬たちをプライベートジェット機に乗せ、カリフォルニア州に送ったという。処分の期限が数時間後に迫った15日午後に飛行機は旅立ったようだ。

 「大臣の話では、ジョニーと(妻の)アンバー・ハード(Amber Heard)が先月オーストラリアに到着した際に犬を申告しなかったため、入国するすべての動物に求められている検疫を受けていなかったことになる」と同サイトは伝えている。

 しかしジョニーはこれで責任を逃れたわけではなく、大臣はTMZの取材に対し、ジョニーが「高額の罰金を支払うことになる」と語っている。これはオーストラリアに無許可で動物を持ち込んだ罪にしては寛大な措置で、同国のバイオセキュリティー法に違反した場合は最長で禁錮10年の刑が命じられることもある。

 ジョイス農相は今週、ジョニーがペットトリマーで愛犬の毛並みを整えてもらっているという噂を当局が聞きつけたことで無許可での持ち込みが発覚したと語った。

 「彼が犬たちをプードルのグルーマーに連れいくのを目撃した情報が寄せられ、無許可で持ち込まれたことをつかんだ。デップ氏が犬をカリフォルニアに連れて帰るか、私たちが安楽死させるかのどちらかだ」とジョイス農相は記者団に語ったと豪ラジオ局612 ABC Brisbaneが伝えた。「たとえそれが生きている中で最もセクシーな男性に2度選ばれた映画スターだとしても、我が国を訪れる人たちに法律を破らせていいわけがない」

 「もし連れてきた犬が狂犬病だったら、ブリスベンの生活が一変する。そうなったら、誰もデップに同情する者はいないだろう」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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