GLAM Editorial

2015.05.16(Sat)

人気俳優のマイケル・ファスベンダー、いつかは監督に転身することに意欲!

マイケル・ファスベンダー

 俳優のマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender, 38)は、いつか監督としてカメラの後ろで仕事をしたいと思っている。

 マイケルはその演技力が高く評価されており、2013年の『それでも夜は明ける』ではアカデミー賞(R)にノミネートされた実力派だ。数年前に自身の制作会社DMCフィルムを立ち上げており、将来は監督業への進出に興味があると話している。

 「いつかは監督をやってみたい」とマイケルは米Variety誌とのインタビューで語り、DMCフィルムで最適な企画が通るのを待っている状況だとつけ加えた。「今は役者として仕事をしている。全力で打ち込んでいる。1本の映画で監督を務めるには、少なくとも2年は必要だ。制作会社ではたくさんの企画がある。やってみたいと思うものもいくつかあるが、今のところは制作にこぎ着けるのをそばで見ていたい」

 そんなマイケルの最新作はジャスティン・カーゼル(Justin Kurzel)監督によるシェイクスピア悲劇「マクベス」の映画版で、マイケルは主役として出演する。しかし幸い、マイケルには物語に必要な独特の韻律を学ぶ必要はなかったようだ。

 シェイクスピアが愛用した詩の韻律「弱強五歩格」を勉強したかと質問されたマイケルは、その必要はなかったと答えた。

 「そのやり方では役作りをしなかった。ちゃんとできていたかどうかも分からない。弱強五歩格についていえば、僕は失読症みたいなものだよ。つじつまが合うように努力をしただけで、自然とリズムがついてきてくれたらと願うだけだ」

 マイケルはマクベスを演じるのは大変だったとも告白。古文調のセリフ回しは、しゃべるのも表現するのも困難だったと認めた。

 「言語のせいで大変だけど、やりがいもある。それに彼には過酷な運命が待っているんだ」とマイケルはつけ加えた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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