GLAM Editorial

2015.05.14(Thu)

ポーシャ・デ・ロッシ、過食症で苦しんだ過去を振り返る

ポーシャ・デ・ロッシ

 米人気TVシリーズ「ブル~ス一家は大暴走!」などに出演してきたモデルで女優のポーシャ・デ・ロッシ(Portia de Rossi, 42)は、過食症になってしまった理由をモデルとしての「重大な責任」だったと語った。

 ポーシャは10代で過食症に苦しんだ。40代になった今、新ドキュメンタリー映画シリーズ『It Got Better』で当時の苦しみを告白している。

 「12歳のとき、キャットウォークに出るようになってから重大な責任を感じるようになった。モデル事務所からダイエットするように言われた。それから10日は何も食べなかったわ」とポーシャは説明した。

 また彼女は、キャットウォークでベストを尽くし、セクシーに見せるポーズをする努力を重ねたものの、他のモデルからは「ゲジゲジ眉毛」とからかわれたとも明かした。容姿を攻撃されたことで何が起きたかを告白した。

 「そのイベントの後で車に乗って、大好きなキャンディの袋を開けて頭を突っこんで、『ク*ッ、私が何をしたって言うの? 2週間分のダイエットをやめただけなのに』と頭の中で考えていたわ」とポーシャ。「それで吐いたの。食べ物で感情を打ち消して、吐くことで食べ物を打ち消した。でも恥をかかされた気持ちは消えなかった」

 『It Got Better』はLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の若者たちの自殺を防ぐために立ち上げられたオンラインチャンネル「It Gets Better Project」に触発されて制作された。カミングアウトや思春期の問題は同シリーズでもよく取り上げられるテーマで、コメディエンヌのエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)と同性婚をしているポーシャは、その取り組みに微力ながら協力することが大事だと考えて出演を決めた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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