GLAM Editorial

2015.02.12(Thu)

グラミー賞最多4冠を達成したサム・スミス、感激のあまり涙が止まらず!

サム・スミス

 第57回グラミー賞で最多4冠に輝いた英歌手のサム・スミス(Sam Smith, 22)が、これほど多くの賞を受賞するとは「まったく思っていなかった」と感激を振り返った。

 サムは8日に開催された授賞式で、「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」での年間最優秀レコードを含む4部門を制覇した。10日にエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)が司会を務める米トーク番組に出演したサムは、受賞がいまだにピンとこないと話している。

 「とんでもないよ」とサムはエレンに語っている。「すごく重いしね。現実感がない。こんなことになるなんて、まったく考えていなかった。信じられない。今でもふと涙が込み上げてくるんだ。今朝、シャワーを浴びているときも泣けてきたよ。『何てことだ』ってね」

 年間最優秀レコードに加え、サムは最優秀新人賞、年間最優秀楽曲、『イン・ザ・ロンリー・アワー』での年間最優秀ポップ・アルバムも獲得。自分でも認めているが、昨年授賞式に参加したときは誰も気に留める者がいなかったことを思えば、これほど多くの部門で受賞したことに驚いても不思議ではない。しかしサムは、周囲に迎合して急に成功をつかんだわけではないと即座に補足した。

 「今回のことで一番美しいのは、僕があるキャラを演じたわけではないということ。昨夜ステージに上がったとき、リハーサルしたことを言ったわけじゃないんだ。素直な気持ちをそのまま話しただけだよ」とサムは誇らしげに語っている。

 しかしサムは、大ヒットとなったアルバムのインスピレーションをもたらしてくれた元恋人に感謝を示した授賞スピーチを、少しだけ練習したことは認めている。また、ボーイフレンドでモデルのジョナサン・ジーゼル(Jonathan Zeizel)とは「約3週間前に」別れたとも明かした。

 「『イン・ザ・ロンリー・アワー』を誰かと一緒にグラミーに持ってくるなんてできなかったよ」とサムは笑った。「グラミーのために、『ロンリー』でいなきゃいけなかったからね!」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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