GLAM Editorial

2014.11.25(Tue)

『バットマン』のジョーカー役に抜擢?のジャレッド・レト、明言を避ける

ジャレッド・レト

 ロックバンド、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ(30 Seconds to Mars)のフロントマンで俳優でもあるジャレッド・レト(Jared Leto, 42)が、『バットマン』の悪役ジョーカー役に抜擢されたといううわさが流れているが、本人は何も話せないと明言を避けている。

 ジャレッドは新スーパーヒーロー映画『Suicide Club(原題)』に、『ダークナイト』で故ヒース・レジャー(Heath Ledger)が扮したジョーカー役で出演するのではという憶測が広まっている。しかしジャレッドはこの話題について何も語ろうとしない。

 「例えば『ファイト・クラブ』という映画がある。そのルールは何か知っているだろう?」とジャレッドは米エンターテイメント情報番組「MTV News」に語り、「ファイト・クラブのことを決して口外するな」というルールに言及し、こうつけ加えた。「もうこれ以上は何も言えないんだ!」

 ジャレッドは口を閉ざしたものの、出演の可能性を一切否定したわけでもなさそうだった。ヒースは『ダークナイト』で反社会的人格の悪人ジョーカーを演じて高い評価を受けた。

 『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でトランスジェンダーの女性を演じてオスカー助演男優賞を獲得したジャレッドは、デヴィッド・エアー(David Ayer)監督の注意を引きつけたようだ。

 「台本はいろいろ読んでいる。去年は本当にすごい年だった」とジャレッドは続けた。「オスカー(授賞式)というちょっとしたイベントがあった。僕の人生は変えられてしまったようなものだ。出演して本当に誇りに思えたすばらしい映画というのは『ダラス・バイヤーズ・クラブ』なんだ」

 ジャレッドは今のところは他の映画に出演する必要を感じないとも話している。出演を引き受けるなら、完ぺきな企画でなければならないとも語った。

 「どうしてもノーと言えない作品でない限り、他の映画に出なきゃいけないとは思っていない。これまでの経験が本当に、本当に特別だったから、特別な作品だと自分が納得できるものにしたい」とジャレッドが心境を明かした。「幸運にも、僕には人生で音楽や他のことでもすごく忙しいし、とても感謝している。こうした夢をサポートし、この冒険を一緒に共有してくれるファンが世界中にいてくれて、とても恵まれていると思っているんだ」

 ジャレッドは現在、作曲やツアーで精力的な音楽活動を続けている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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