17.02.15(Wed)

ジム通いはダサい!? 「運動しない派パリジェンヌ」の頑張らない体型維持のコツ

ELIE INOUE

ELIE INOUE Fashion Journalist

神戸の大学を卒業後、単身渡米。NYのファッション業界に携わり、雑誌のライター・コーディネーターとして経験を積む。現在はParisをベースにヨーロッパを駆け回りながら、海外取材やコレクションを通してトレンド分析・考察するジ...

パリジェンヌは運動が嫌い!?

女性にとってダイエットは永遠のテーマ。日頃から食生活に気を配り、ジムやヨガレッスンに通っている方も多いのでは?

筆者が暮らすパリでも、ヘルシーフードやダイエット法などが次々と登場し、女性たちの間で話題が尽きることはありません。しかし、パリジェンヌたちは意外にも、ジムに通うことは“ダサいこと”という価値観を持っている人が多いのです!もちろんパリ市内にいくつもジムやヨガスタジオは存在しているのですが、いわゆる私たちが想像するようなオシャレでノンシャランな生粋パリジェンヌたちは通っていません。

そもそも、パリジェンヌは運動をすることに関心が高くありません。学生時代に部活に入っていたという話を聞いたこともなく(部活自体はあります)、日常的に運動をするという概念自体がないようです。わざわざお金を払ってジムで汗を流すのであれば、街をたくさん歩いたり自転車に乗るなどして自然に適度な運動を取り入れるのが賢明だという考え方。

芸術至上主義な国民性のためか、運動をするよりも絵を描いたり音楽を習ったりと、芸術的な部分を磨く人の方が圧倒的に多く、学生時代もそのような習い事に通っていたというパリジェンヌが多いのです。

必死感はNG!自然体こそ美しい

エフォートレスなファッションや仕草を見ても分かるように、パリジェンヌにとって自然体であることは何よりも重要。装飾たっぷりに着飾ったり、ジムに通って減量を目指すなど、努力をしている“必死感”が垣間見えるのはパリジェンにとってダサいことなのです。

頑張ってないけど痩せている、シンプルな着こなしだけどオシャレ。そんな風にいかに無理せず、素敵に見せられるかというのが彼女たちの美意識なのです。

太りにくい食生活を心がける

また、食生活にも太りにくい体質を作る秘密があります。

フランスは自給率120%の豊かな野菜や食材に恵まれた農業国。サラダやスープで色とりどりの野菜をたっぷり摂ります。週末のマルシェへ足を運ぶと、新鮮で良質な野菜を求めて老若男女問わずたくさんのフランス人で賑わいを見せていますよ。

また、ランチなら2時間、ディナーなら3〜4時間かけてお喋りを楽しみながらゆっくり食べるのが当たり前。家庭料理や学校の給食でも、小前菜・前菜・メイン・デザートと順に追って出されるのが一般的で、時間をかけることで満腹感を得られやすく消化にも良い、結果的に太りにくい体質が築かれているのかもしれません。

運動やジム通いが好きな方はもちろん趣味として楽しむべきですが、ダイエットのために嫌々通っているとしたら、パリジェンヌ流の方法を参考にしてみては?

1駅歩く、よく噛む、習慣を少し変えるだけ

最寄駅より1駅手前で降りてたくさん歩くとか、駅のエスカレーターは使わず階段で登る、食事の際はたくさん噛んでゆっくり食べるなど、“必死感”なく自然に日常に取り入れられることがたくさん!劇的に痩せるということはなくても、長く続ければ変化は見られるはずですし、単発的なジム通いよりも長い目で見れば健康的な方法かも。

この方法が正解、というわけではなく大切なのは無理をしないことです。あなたらしいやり方で、心も体もハッピーになれるダイエット法にトライしてくださいね。

 

パリのマルシェ。新鮮な野菜がたくさん。

油絵を楽しむ紳士。いくつになっても続けられる趣味ですね。