15.12.09(Wed)

旅先での“自分写真”の撮り方講座

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

一人旅の多い筆者は、旅先で風景写真はたくさん撮りますがなかなか自分の写真を撮ることができません。一人旅派はもちろんのこと、カップルやグループで旅する場合も全員が写った写真が欲しいところ。前回までは、主に風景写真を撮るために旅先で活きる写真の撮り方のコツをお伝えしてきましたが、今回は番外編として旅先で自分を撮る場合に役立つポイントをご紹介したいと思います。

■人気のない場所と自然なポーズで臨場感を


観光客だらけの中でカメラを固定し、一人で決めポーズを撮るのはなかなか恥ずかしいもの。そういった人は、人のいない場所を選んでみましょう。観光地の雰囲気ではなくとも、例えば人のいない列車のコンパートメントや早朝の人のいないカフェ、ホテルの部屋などで撮れば、人に見られず落ち着いて撮影ができます。また、あえてカメラ目線を外したり、あまり笑顔を作るのではなく自然なポーズをとれば目立たず、意外と旅情のある写真になります。この場合、タイマーを使いカメラを適当な場所に置いてセッティングします。

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(クロアチアからスロベニアまでの列車内、空席のコンパートメントにて)


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(パリ 早朝人のいないカフェにて)

■三脚を使用する


最近は、カメラコーナーに行けば様々なカメラ固定グッズが売っています。形を自由に変えられ木の枝や手すりなど様々な場所に取り付けられるものもありますが、やはり三脚があると便利です。最近の三脚は、ハンドバッグに収納できるぐらいコンパクトに畳めるのに、人の背丈ほどの高さにまで伸ばすことができるものも。三脚とタイマーを使えば、撮影できる場所はさらに広がります。背景も自由にセッティングして撮ってみましょう。一人の場合は目立つので気になる人はやはり人気のない場所で、グループの場合は気兼ねなく利用できて、非常に便利です。

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(ギリシャ メテオラにて)


■背景は大事


自撮り棒が一時流行りましたが、これはとりあえずみなで写る写真を撮る良いかもしれませんが、なかなか背景まで気を遣うのは難しいところ。けれど、どこで撮ったのかあとでわかるように、背景をできるだけ入れることをオススメします。自撮り棒の場合は人物を橋に寄せ、風景を入れるスペースを空けて撮ってみましょう。グッと臨場感のある写真に仕上がります。

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■撮影をお願いする人を選ぶ


最も簡単なのは、人に撮影をお願いすること。けれど頼む人を間違えると、とんでもなく残念な写真になってしまうことも。では、どんな人にお願いすれば良いのでしょう。

① 観光客

まず、前提として現地の人ではなく、同じ境遇の観光客に頼みましょう。現地の人に頼んだ場合、場所によってはカメラを盗まれたりチップを要求されてしまう場合があるからです。

② 良いカメラを持った人

良いカメラを持った人は撮影にこだわりがあり、技術も高いと考えられるためです。

③ 若者

若者の方がやはり写真を撮り慣れています。お年寄りは最新のカメラの扱いに慣れていないこともあるので、できれば若者に頼むと良いでしょう。

④ 一人旅やカップル

一人旅者、カップルは、同じように自分の写真を撮りにくい状況にあります。まずは声をかけて、彼らの写真を撮ってあげましょう。とくに若いカップルは非常に喜びます。その後自分も撮って欲しいとお願いすれば、「もちろん!」と積極的に撮ってくれます。

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(イタリア ミラノにて。一眼レフを持ったドイツ人夫婦に撮影をお願い)


以上、旅先での自分写真の撮り方のポイントをお伝えしてきました。旅に出て自分の写真がほとんど無いのもやっぱり寂しいものです。上記のポイントを駆使すれば、一人旅でもグループでも、難なく自分写真が撮れるはず。ぜひトライしてみて下さい。

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