15.11.02(Mon)

beautiful people 2016 Spring and Summer collection

原田かれん

原田かれん スタイリスト、バイヤー

美大卒業後、グッチ、シャネルにてキャリアを積む。海外のエッセンスを取り入れたハイ&ローミックスのスタイリングを得意とし、スタイリスト・バイヤーとして活躍中。

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10月12日からスタートした「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」。
今回は、10月13日に行われた「beautiful people 2016 Spring and Summer collection」の様子をお届けします。


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◆テーマは「OLD TRICK

今回のテーマは「OLD TRICK」。洋服の内側で、今も変わらずに使われている「もの」や「しかけ」などのテクニックにフォーカスを当てたコレクションとなっており、一つ一つの作品のシルエットの美しさからも、今回のテーマである「OLD TRICK」への取り組みが感じられます。「内側は、どういう作りになっているのだろう」と考えてしまう作品も数多くみられ、そういった視点からも楽しむことができました。


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◆自然を感じさせるカラーバランス

今回のコレクションでは、カラーも印象的。中でも、春の木々の息吹を感じさせるペールグリーン、優しいラベンダー、そして大地の力強さを感じさせるブラウンが目を引きました。きりっとした美しさの際立つ「ブラックとホワイト」の組み合わせや自然の力強さを感じる「ブラウンとラベンダー」の組み合わせなど、カラーバランスも新鮮。春夏の新鮮な空気が伝わってくるような、みずみずしさを感じます。


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◆シンプルに美しく

コットンやレースを使ったリラックスした雰囲気の作品は、上質なリゾートシーンを連想させます。そんな中にもしなやかな強さと美しさを感じるのは、洋服の作りへのこだわりがぴりっとしたスパイスのように感じられるからかもしれません。

例えば、ブラックドレス。ストローハットにさらりと合わせたブラックドレスは、歩調に合わせて波のように優雅な線を描きます。そして、そのドレスの内側にはふんわりとレースが浮き上がり、シンプルな中にも計算された美しさがにじみ出るようになっています。

シンプルに、美しく。「来年の春には、こんなお洋服を来て出かけたい」と素敵なビジョンがイメージできる。なんだか春が待ち遠しくなる、素敵なコレクションでした。