GLAM Editorial

【GLAMなオトコ】Vol.20 『あのコの、トリコ。』主人公・頼に親近感。吉沢亮が応援したくなる女性のタイプとは!?

(C) 2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

Q.印象に残ったセリフはありますか?

照れるセリフはいっぱいありました。劇中劇で「ロミオとジュリエット」を演じるシーンは、どういうテンションでセリフを言えばいいのかすごく考えました。頼は意外と芝居ができると男という設定だけど、だからといって本格的な舞台で演じるテンションで「ロミジュリ」をやるのは違う。『あのコの、トリコ。』を観に来たお客さんが求める頼を演じなければいけない。芝居が上手いという潜在能力を秘めた頼が演じる「ロミジュリ」。上手に演じなければいけない部分もあるので、塩梅がとても難しかったです。このシーンは監督といろいろと話し合いながら演じました。

Q.なかなか難しいシーンですよね。では、次はキュンとするシーンについて伺いたいと思います。レッサーパンダの着ぐるみを着て雫を応援するシーンはいかがでしたか?

あのシーンは断トツで恥ずかしかったです。着ぐるみを着ているので顔は見えてないけれど「一歩前進だ!」というセリフからずっと恥ずかしかったです。でもちょっとした恥じらいが出ることで、すごく寒いシーンになりそうな気がしたので、「とりあえずやってやろう!」という気持ちになって思い切って演じました。失笑されるシーンになりそうですけど(笑)。

Q.失笑? とんでもないです。自分に置き換えて、励まされた感を堪能する女性がたくさん出てくる気がします。

ほんとですか?(ニッコリ)。なら、よかったです!

Q.では、吉沢さんが応援したくなる子ってどんなタイプですか?

何事もきちんと一生懸命やる人はいいですよね、好きです。一生懸命やってできないのと、一生懸命やらないでできないのは全く違いますから。そういうところ、結構見ちゃいます。

Q.今年だけで8本の映画、さらにドラマにも出演し、さまざまなタイプのキャラクターを演じていますよね。今後演じてみたい役柄や、作品のジャンルなどはありますか?

それこそ、今回の頼みたいな役って、物語が頼目線で進んでいくのが面白かったです。今までは、誰かに見られているという役が多かったので。主人公から見た僕の役が描かれていて、気持ちの感情も含め、断片的に切り取られた部分を主人公の角度で見られることが多かったけど、今回は頼目線。感情の流れをすごく作りやすかったし、やっていてすごく楽しかったです。

次ページ>> 子供の頃の夢が実現!

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend