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16.08.08(Mon)

もうすぐ山の日!イタリア側から眺める絶景のヨーロッパアルプスへ ~アオスタ渓谷~

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

8月11日は、「山の日」です。山に親しみをもち、その恩恵に感謝する日。今回は、そんな山の日にちなんで海外の美しい山の風景をお届けしましょう。海外の山といえば、ネパールを横断するヒマラヤ山脈や、スイスやフランスのヨーロッパアルプスが思い浮かぶことでしょう。今回は、ヨーロッパアルプスをスイスやフランスではなくイタリア側から眺められる穴場、アオスタ渓谷をご紹介。イタリアの中でもとびきり爽やかで過ごしやすく、素晴らしい絶景が広がる夏旅にぴったりな場所をご紹介しましょう。

アオスタ渓谷とは

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Il meraviglioso Lago Blu, lo specchio del Cervino [FOTO]

アオスタ渓谷はイタリア北部山岳地帯にある渓谷。そこには谷に開けた素朴な街が点在し、山岳特有の爽やかな気候に恵まれています。またスイス、フランスとも国境を接するアオスタ渓谷は、世界に名立たるアルプスの名峰モンブラン、マッターホルン、モンテローザなどの雄姿をイタリア側から眺めることができる穴場なのです。これらの美しく気高い山々に囲まれるようにしてあるアオスタ渓谷、そこに点在する美しい街々、手つかずの自然、独特の文化と素朴な人々は、今までとはまたひと味違ったイタリアの夏を体験させてくれるでしょう。

モンブランの雄大な氷河を眺められる、クールマイヨールの街

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Courmayeur | raffaele sergi | Flickr

アオスタ渓谷に点在する街の中でも一際有名なクールマイヨールは、あの名峰モンブランの麓町。17世紀からサヴォイア家の貴族がこぞって別荘を建てた美しい山間の街で、今でもイタリアの高級避暑地として人気です。小さいながらも洗練されたショップやカフェが並び、人々で賑わっています。

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Mont Blanc at Courmayeur | Roman Boed | Flickr

モンブランにアクセスするには、フランス側シャモニーからロープウェイでエギーユ・デュ・ミディ展望台へ至るのがよく知られたルートですが、このイタリア側クールマイヨールからもエルブロンネルという展望台までロープウェイが運行しているのです。そして、実はこのイタリア側ロープウェイからの方が、より雄大な氷河の眺めを楽しむことができます。展望台に至るまでの景色はこちらの方が断然、迫力満点。目の前に広がる氷河の大パノラマ。そして時には雪面に転々とアルピニストたちの姿が見えることも。まるで手が届きそうなところにそびえるモンブランのピークには、誰もが感動せざるを得ないでしょう。

手に届きそうな位置にマッターホルンが迫る、チェルヴィニアの街

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Breuil-Cervinia | Aosta Valley

「魔の白いピラミッド」と称されるマッターホルンの雄姿を眺めるにはアオスタ渓谷の中ほどに位置する小さな街チェルヴィニアが最適です。なんと、街からモンブランのピークまで直線距離にしてわずか5km。まるで手に届きそうな距離に迫るモンブランの姿に圧倒されます。

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2011-07-29 | Breuil-Cervinia. Le Cervin côté italien. | Guillaume Baviere | Flickr

そして、冬にはスキー場になる坂を上るとますます間近にマッタ―ホルンが迫り、リフトやロープウェイに乗ればスキーヤーでなくともプランメゾン(2561m)やプラトーローザ(3480m)に行くことができるというのも大きな魅力のひとつです。

世にも美しい逆さマッターホルンが見られる穴場、ラーゴ・ブルー

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il lago blu | cervinia, valle d'aosta | Antonio Romei | Flickr

そして、チェルヴィニア近郊にはラーゴ・ブルーという湖があります。標高1980mにあるこの湖は、知られざるもうひとつの絶景スポットとして訪れる人々を魅了します。不思議に輝く青みを帯びたエメラルドグリーンの湖面に、マッターホルンの雄姿が写って絵葉書のような美しい大自然の姿を目にすることができるのです。スイス側から見るマッターホルンとはまた少し違って力強さも感じさせる姿。イタリア側からのマッターホルンも見る価値大でしょう。

おわりに

イタリアでありながら、スイスやフランスのアルプス地方のような爽やかさと、手つかずの自然が残るアオスタ渓谷、いかがでしたでしょうか。

簡単なハイキングやロープウェイを使えば世界中のアルピニストを拒み続ける険しい山々へ簡単にアクセスすることができます。北部ならではの美食を楽しむのもまたひとつの楽しみ。アルプスの懐に抱かれる異色のイタリア、アオスタ渓谷へ出かけてみてはいかがでしょう。

元添乗員の旅ブログ
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