16.07.13(Wed)

夏のオーロラに海に浮かぶバー。元添乗員がオススメする、この夏行きたい旅先5選

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

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Bali’s Stunning Bar On The Rocks

いよいよ夏本番がやってきます。今年の夏旅はどこにしようか考え中の方も多いのでは?
今回は、ひと味違った夏を体験できる魅惑的な旅先をご紹介しましょう。

夏にしか見られないオーロラの絶景!カナダ、イエローナイフで奇跡の体験

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Aurora over Yellowknife – The First Street Journal.

オーロラは寒い時期のものだとばかり思っていませんか?実は、オーロラを見るのに気温は関係ありません。条件さえ揃えば夏でも見ることができるのです。数あるオーロラ観測地の中でも、世界中で最も観測の確率が高いのがカナダのイエローナイフ。冬季の観測率は98%とも言われます。そして、イエローナイフでは夏だけにしか見ることのできない特別な絶景を楽しむこともできるのです。

冬季は凍っている湖も、夏は溶けて通常の湖面になります。オーロラが出現した際に静かな湖面に映るその姿は「逆さオーロラ」といわれ、世にも不思議で魅惑的な絶景と云われています。大自然の中、夜空と湖の両方に輝く奇跡のオーロラ。きっと忘れられない光景となるでしょう。冬季は-30度、極寒地専用のウェアなしでは外に出られない寒さですが、夏は10度程度と日本の初冬くらいの軽装で快適に観測することができます。また冬期にはあまりの低温のため壊れてしまうカメラでも、夏なら写真を気軽に撮ることができるのも嬉しいポイント。ぜひ、奇跡のオーロラを見にカナダへ出かけてみてはいかがでしょう。

バリ島アヤナリゾート、インド洋に張り出したロックバーで至福の一杯を

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Bali’s Stunning Bar On The Rocks

夏のビーチリゾートといえば、日本からも比較的近いインドネシアのバリ島を思い浮かべる方も多いでしょう。美しい海、山、心洗われる田園風景などバリ島には数々の魅力が溢れています。ここではひとつ、夏のリゾートのハイライトともなるべく素敵なナイトスポットをご紹介しましょう。

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The Rock Bar Bali | Simon_sees | Flickr

バリ島の中でも静かで落ち着いたエリア、ジンバラン地区にある高級ホテル、アヤナリゾート&スパ。ここにあるロックバーは、その類まれな立地から世界中のツーリストの憧れの的。ここはインド洋に張り出した岩の上に造られたオープンエア―のバーなのです。飛沫を上げて打ち寄せる波を眼下に眺めながら、広大なインド洋のパノラマ、どこまでも続く水平線を目の前にまったりと過ごすことができます。とくに日没付近には水平線に巨大な夕陽が沈み、真っ赤に染まるインド洋の美しさを存分に堪能することができます。吹きあげる海風に頬を撫でられながら、大切な人と過ごすひとときにピッタリです。

イタリアの高級避暑地、湖水地方で爽やかな夏を

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Como | Jorge Cancela | Flickr

イタリアは夏も相変わらず人気の渡航先。でも、人気都市ローマやナポリなどは気温が40度を超えることもあり、あの暑さには耐えがたい・・・というのも正直なところです。イタリアで清々しい夏を過ごしたいのなら、北部の湖水地方へエスケープするのがオススメ。スイスやフランスのアルプス地方にも近い湖水地方は夏でも冷涼な空気が漂い、美しい湖、点在するヴィラや緑の庭園、素敵なカフェやショップが軒を連ね、かつてはこぞって貴族の別荘が建てられたというのも納得できる上品な避暑地。代表的なコモ湖やガルダ湖を巡ってゆったりと過ごすのが夏のイタリアでは正解かも。ミラノからもアクセスが良いので少し足を伸ばすのにピッタリです。

とことん熱い灼熱のスペイン、闘牛とフラメンコ発祥のセビリアでホットな夏を

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Flamenco | Norman Walsh | Flickr

さて、中には夏はとことん熱くあるべき!という夏好き&アグレッシブ派もいるかもしれません。そんな方にオススメしたいのが、灼熱のスペイン、情熱の漲るアンダルシアへの旅です。アンダルシアの代名詞は、眩しく照り付ける夏の太陽。とにかく暑いこの地方ですが、だからこそ生まれた独特の文化があります。スペイン=情熱の国というイメージにピッタリなのが、フラメンコと闘牛。このふたつは両方ともアンダルシア発祥です。中でもセビリアの街が元祖といわれ、フラメンコも闘牛も、セビリアでは質の高い本物を味わうことができるのです。

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Maestranza, Sevilla | (cc) BY SA NC, Rodrigo SEPÚLVEDA SCHUL… | Rodrigo SEPÚLVEDA SCHULZ | Flickr

日中の暑さを避け、日が暮れてからがセビリアの夏は本番です。夜が更けるまで街中のタブラオにはタパスをつまみながらフラメンコに興じる人々がたむろし、マエストランサ闘牛場では熱を帯びた闘牛士と牛の戦いが繰り広げられます。暑いだけではなく、“熱い”スペインもまた、とっておきの夏の思い出になることでしょう。

まるでCGの世界、アイスランドの大自然で水が生み出す奇跡を体験

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Iceland | Adam A | Flickr

夏にはやっぱり涼し気な水のある風景の中に身を置いてみたい。そんな方にはアイスランドがオススメ。アイスランドは水の織りなす大自然の風景が特に素晴らしく、滝や湖が無数に点在しています。中でもアイスランドで最も人気のある裏見の滝といわれるセリャランズフォスの滝は裏側に歩いて行くことができ、広大な大地とダイナミックな滝の美しいコンビネーションは、まるでCGで造り上げたかのようです。

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Solent News & Photo Agency | MANDATORY BYLINE: Alexander Mustard / Solent | Flickr

また、アイスランドは北アメリカプレートとユーラシアプレートに引っ張られてできた地球の割れ目が見られる珍しいところ。この割れ目に氷河の溶け水が湧き出してできたシンクヴァトラ湖の「シルフラ」というスポットは、なんと透明度200mともいわれ、水の中なのか地上なのか分からないほどの透明度。ダイビングはもとよりシュノーケリングもでき、驚くほどクリアな水中を地球の割れ目に沿って泳ぐ、そんな非現実的な体験ができるのは世界でここだけかもしれません。

さて、夏に行きたいオススメの旅先、いかがでしたでしょうか。ビーチだけではなく、世界には夏に魅力を増すスポットがたくさんあります。今年の夏はひと味違った旅先をチョイスしてみてはいかがでしょう。

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