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16.06.06(Mon)

カリブ海、夢のアイランドホッピング Part2 ~カリブ海を泳ぐ豚!? 個性あふれる島々へ~

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

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■カリブ海のさらなる魅力へ


目の覚めるような「カリビアン・ブルー」がどこまでも続くカリブ海。そしてリゾートアイランドとして人気を集めるバハマのナッソーを拠点とし、アイランドホッピングを楽しむ夢のような旅。前回Part1では007シリーズの撮影にも使われた神秘的な海中洞窟、そしてまるで楽園へ続く散歩道のような乳白色のサンドバーをご紹介しました。 (http://www.glam.jp/fujii-118502/)
さて、今回も引き続き、カリブ海のさらなる魅力をお伝えしましょう。

■摩訶不思議、泳ぐ豚の棲む島へ


ナッソーから空路約30分。そこにはエグスーマ諸島という小さな島々が点在するエリアがあります。小型ボートに乗り込み、美しく個性的なこれらの島々を巡るアイランドホッピング。そのハイライトとも言うべきが、なんと豚が棲息する無人島。ビッグメジャーキー、別名「ピッグ・ビーチ」とも呼ばれ、文字通りここには豚の群れが暮らしているのです。

小さな島は白く輝くビーチを擁し、一見他の島と変わりがありません。けれどボートが近付くにつれて誰もがその異変に気付くでしょう。誰もいないはずの島の茂みからワラワラと出てくる生き物たち。彼らはそのままビーチに躍り出て、海水などもろともせずにこちらへ泳いでくるのです。よく見ると、それは豚!彼らは驚くべき自然な泳法で、溺れることなく海を泳いできます。

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なぜこんなところに豚が棲んでいるのでしょう。それには諸説ありますが、有力なのはその昔難破船に乗っていた豚が船と一緒に無人島に流れ着き、そのまま島の環境に適応して生き延びたという説。今ではやってくる観光客が持ってくる餌をあてにして、デップリと太った身体で気持ちよさそうに海を泳いでいるのです。

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彼らの鼻は通常の豚よりも心なしか長く、泳いでいるときも器用に鼻を水面から出して息をしているようです。海に囲まれた無人島で生きていくうちに、徐々に進化していったのでしょうか。生き物はどんな環境にも適応する能力をもっている、なんだか生命力さえ感じさせる力強い光景にも見えました。

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■イグアナばかりの無人島


さて、豚の棲む島をあとにすると、再び煌めく海原をボートで走ります。続いて向かったのは、これまた白い岩壁がむき出しになり青い海との美しいコントラストを生み出している小島。ここにもあっと驚く何かが潜んでいるのでしょうか…。

船を近付けると茂みから出てきたのは何やら黒くて小さな生き物たち。船をビーチにつけて島に上陸してみます。そこに次々とやってきたのは…イグアナでした。彼らは集団で侵入者を偵察に来ているよう。よく見るとあちらにもこちらにも、夥しい数のイグアナたちがこちらの様子をうかがっているのです。

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島に上がるとたちまちイグアナたちに取り囲まれ、持っていたパンを彼らに差し出すことになります。爬虫類嫌いならば発狂するようなシチュエーションですが、島のイグアナたちは人間を襲うようなことはありません。ただ、そこには彼らの生活があるだけなのです。

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イグアナ島は荒々しい岩壁が浸食され、その断面が白く輝く美しい小島。プライベートアイランドで過ごすような贅沢なひとときを味わうことができます。

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■旅の終わり


さて、カリブ海に浮かぶ美しくも個性的な島々を巡るアイランドホッピング。ブラックポイントの船着き場に戻って、約5時間の旅は終わりを迎えます。

カリブの眩しい太陽を受けて一層鮮やかな「カリビアン・ブルー」。煌めく海原に点在する島々はどれも豆粒のように小さいけれど、そこにはちゃんと生命の息吹がありました。「無人島」というその言葉から、私たちは無条件に「だれも住んでいない」島を想像しがちだけれど、それは人間の主観に過ぎないのかもしれません。時に神秘的に、時にうっとりするほど美しく、力強い生命力をも感じさせるカリブ海とその島々。一度その魅力に憑りつかれたら、簡単には戻れません!


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