15.12.28(Mon)

冬から春先にゼッタイ選びたい、感動の旅4選 Part2

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

前回は、カリブ海で泳ぐ豚に出逢う旅、王様気分に浸れる豪華列車マハラジャ・エクスプレスに乗る旅をご紹介しました。今回も引き続きこれからの季節に訪れたくなる選りすぐりの旅をご紹介しましょう。

3. オーロラを独り占め、グラスイグルーで満喫する厳冬のフィンランド

~フィンランド~

寒い冬から逃げ出すように温かい国を目指すのも良いけれど、冬なら冬らしさをとことん味わいたい!そんな願望が叶うのがフィンランドのラップランド地方。フィンランドといえばオーロラですが、ここカクシラウッタネンホテルでは、部屋にいながらにして見事なオーロラを鑑賞することができるのです。

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Kakslauttanen – Lapland – Finland low res | Flickr – Photo Sharing!


グラスイグルーはベッドと洗面所、トイレが付いた小さな部屋ではありますが、やはりその最大の売りはベッドに横たわったまま北極圏の広大な星空を眺め、そこに夜通し煌めくオーロラを独り占めできるということ。

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Kakslauttanen – Lapland – Finland low res | Flickr – Photo Sharing!


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Aurora Borealis in Kakslauttanen,Finland | Flickr – Photo Sharing!


また、日中は原住民族サーミによる犬ぞりやトナカイぞりを使ったサファリに出かけることもできます。雪深い厳冬のラップランド。厳しさと美しさの共存する北極圏の冬をとことん味わうには最適でしょう。

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Kakslauttanen – Lapland – Finland low res | Flickr – Photo Sharing!


◆カクシラウッタネンホテル
http://www.kakslauttanen.fi/ja/

4. 世界で最も空気の美味しい場所、タスマニア島で“シャンパン・エアー”を味わう

~オーストラリア~

オーストラリア本島の少し南に浮かぶタスマニア島で有名な物……サーモンや牡蠣、タスマニアデビルなどが有名かもしれません。けれど、ここでしか味わえない貴重なものがまだあるのです。

それはズバリ、「空気」です。島の約37%を国立公園や自然保護区が占めるタスマニア島は、ほとんどが原生地域。太古の昔から生まれたままの姿を留める鬱蒼とした多雨林に覆われています。そして、森林の生み出すフレッシュな空気は得も言われぬ甘い味。世界一空気の美味しい場所とも云われ、タスマニアの空気は“シャンパン・エアー”と呼ばれているのです。

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Lake Tahune | Flickr – Photo Sharing!


さて、そんなタスマニアの原生林で美味しい空気を味わうにはクレイドル山・セントクレア湖国立公園やフレシネ国立公園の散策が人気ですが、ここはひとつ、鳥になってみてはいかがでしょう。「エアー・ウォーク」は州都ホバートの南西、ハーツマウンテン国立公園近くにあります。ここのトレッキングが一風変わっている点は、文字通り高さ25~40m、全長620mに渡って木々の中ほどに遊歩道が設けられているため、鳥の目線で空中散歩ができるということ。

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Stefan and Bronnie | Flickr – Photo Sharing!


豊かに茂る森の中は鬱蒼としていても清々しく、深呼吸すると肺の中はフレッシュな空気でいっぱいに。ここでは空気に味があり、それは紛れもなくピュアでほんのり甘いシャンパンフレーバーなのです。見上げるほどに高い木々の間に張り巡らされた遊歩道は足元も透けていて、まるで森の中を飛び交う小鳥たちになったような気分が味わえます。

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南半球にあるタスマニア島はこれから夏に向かう時期。北海道とほぼ同じ緯度にあるため夏でも過ごしやすく、カラッとした爽やかな気候は森林散策にぴったりです。

さて、2回に渡ってご紹介してきた、冬~春先に訪れたくなる旅4選。それぞれに持ち味がある魅力的なデスティネーションです。さあ、スーツケースを準備して早速出かけることにしましょう。

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“元添乗員の国外逃亡旅行記” http://mamfuj.hatenablog.com/