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17.12.14(Thu)

【Dr.牧野のGLAM外来】vol.7 既婚の女友達のシアワセが喜べないです。心が狭いのでしょうか?

GLAM Editorial Team

GLAM Editorial Team

仕事にもプライベートにも前向きで、充実した日々を過ごすGLAM世代の女性たち。社会で活躍するなかで、ときには人知れずモヤモヤを抱えてしまうことも……。今回は、結婚したりママになった女友達への嫉妬が止まらない女性のお悩みについて心療内科医の牧野真理子先生が“心の力を抜く”アドバイスをお届けします。

【今回のお悩み】

「30歳を過ぎて独身。既婚の女友達の幸せが喜べなくなってきました。心が狭いのでしょうか?」

(Y恵さん メーカー・35歳)

【Y恵さん】仕事に邁進して、気がついたら独身のまま35歳になっていました。友達や同僚は結婚したり、ママになったりしていて私だけ取り残されたような気分がしてしまいます。特に友人・同僚の結婚ラッシュだった30歳頃に苦手意識が芽生えて、旦那さんの昇進やオメデタの話題になると「おめでとう」と言いながら嫉妬混じりのため息が出てしまうことも。ライフステージの違う友人たちともうまく付き合いたいとは思うのですが……。自分は心が狭いんでしょうか?

【Dr.牧野】30歳前後の女性で、Y恵さんと同じような悩みを持っている方は私の患者さんにも多くいらっしゃいます。まず女性のみなさんに知っておいていただきたいのは、男性と違って女性は他人との比較をやめられない性質だということ。そして女性にはいろんな生き方があるということ、この2点です。

【Y恵さん】え? 女性は常に他人と自分を比べる生き物ってことですか? 確かに自分もそうですが……。それに、女性にいろんな生き方があるとはいえ、自分はごく普通に会社勤めをしているだけなんです。

【Dr.牧野】女性の生き方について具体的にお話ししますと、20代後半から30代前半の女性の生き方は、大きく3パターンにわかれるんですね。

(1) 結婚しないで仕事をする「非婚型」
(2) 結婚しても仕事をする「両立型」
(3) 結婚・出産後は家庭に専念する「専業主婦型」

【Y恵さん】たしかに私の周囲も30歳前後でこの3パターンに別れました。「ギリギリ30歳までに結婚できた!」と喜ぶ友人・同僚に囲まれて、戸惑いを感じたのもこの頃です。

【Dr.牧野】ここから歳を重ねて、30代半ばを迎える頃には(1)の非婚型と(2)の両立型がさらに3パターンに枝分かれしたライフステージが展開します。

(4) 「非婚型」は出産をめぐる方向選択に直面する
(5) 「両立型」で出産しても仕事を続ける「DEWKS (デュークス・Double Employed With Kids)」
(6) 「両立型」子供を持たないで仕事を続ける「DINKS(ディンクス・Double Income No Kids)」

【Y恵さん】今の私はまさに(4)ですね。結婚もしていないのに子供を産むか、産めるのか、それとも産まないのかと考えてしまう時があります。両親にも「誰かいい人いないの?」とプレッシャーかけられたりして……。既婚の同僚も(5)と(6)両方いますね。

【Dr.牧野】男性に比べて女性にはより多くの道、つまり生き方があって、どれが正解とは言えないんですね。ただひとつ間違いないのは、どの道に進んだとしてもひとりの女性が一生で受けるストレス量は最終的にはほぼ同じだということです。そして、女性というのは結局、自分がどの道を進んで、どのライフステージにいても他者との比較をやめられず、他人をうらやましいなと思う構造になっているんです。

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【Dr.牧野のGLAM外来】
vol.1「結婚はしたい。でも、せっかくだから一発逆転したくてスペックが譲れない……」
vol.2「週末はひとりでダラダラが好き。でも、SNSで友人のリア充ライフを見ると落ち込みます」
vol.3「ストレスで食欲が暴走。食べ過ぎては落ち込む、悪循環をもうやめたいんです」
vol.4「ストイックに筋トレする私。身近な人にも厳しく接してしまいます」
vol.5「“いいね!”がほしくて買い物依存に。高級ブランドを買いまくってしまいます」
vol.6「ライバルは20代!? 若さへの執着が止まらない私ってイタイですか?」