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17.08.31(Thu)

【Dr.牧野のGLAM外来】vol.6「ライバルは20代!? 若さへの執着が止まらない私ってイタイですか?」

牧野真理子

牧野真理子 牧野クリニック 心療内科 診療部長

医学博士。心身医療内科専門医。牧野クリニック診療部長。優秀臨床専門医。北里大学医学部、メルボルン大学医学部大学院卒業。 働く女性のメンタルヘルス事情に詳しく、摂食障害やうつ病の治療に取り組む。温かなお人柄で、女性の立場...

仕事にもプライベートにも前向きで、充実した日々を過ごすGLAM世代の女性たち。社会で活躍するなかで、ときには人知れずモヤモヤを抱えてしまうことも……。今回は、見た目年齢を気にするあまりに20代女性への対抗意識が止まらない女性のお悩みについて心療内科医の牧野真理子先生が“心の力を抜く”アドバイスをお届けします。

【今回のお悩み】

「20代に負けたくない!若さへの執着が止まらない私ってイタイですか?」

(M香さん 商社・38歳)

【M香さん】私、年齢より若く見えるほうだと思うんです。童顔なこともあって30代半ばまでは20代に間違われることもしばしば。実際の年齢を言うと相手が驚くのが内心うれしかったんですね。でも最近、特に30代後半になってからは、後輩の20代女子と並ぶと「やっぱり彼女たちとは違う」と思い知らされます。

美容にお金もかけているし、今も若い人向けのファッション誌を参考に服もメイクも髪型もコーディネートしているんですが、やっぱり20代女子と並ぶと“がんばってる感”が出ちゃう。親には「もうちょっと年相応な落ち着いた感じにしたら?」なんて言われますが……、“少しでも若く見られたい”という気持ちを持つのはダメなんでしょうか。

【Dr.牧野】心身を若々しく保つことは、女性にとって大切なことだと思います。「もう30代だから」「40代だから」と年齢の枠にご自身をあてはめるより、ファッションや美容をポジティブに楽しむのは素晴らしいことですね。純粋におしゃれを楽しんでいるならそれで良いのですが、M香さんのお話を伺っていると、それだけではないようにも感じます。

【M香さん】そうなんです。心のどこかで20代女子をライバル視してしまうんです。何を着ても、何をしても若い子と並ぶと負けた気がしちゃうんです。しかも、20代は黙っていても回りがチヤホヤしてくれるけど、30代後半にもなると、そんなこともなくなるというか……。

【Dr.牧野】おっしゃるように、日本には“若さ”に価値を見出す文化がありますね。これは日本の社会制度やメディアが構築したイメージ、島国であることも関係していると思います。特に影響するのが“男性の価値観”でしょうね。日本の男性は欧米の男性とは違って、若い女性をもてはやす傾向があります。男女平等とはいっても、まだまだ実社会、特に仕事の場面では男性が主導権を握っていますから、 “男性の価値観に合わせてやっていかなくてはいけない”という現実もあるのだと思います。

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【Dr.牧野のGLAM外来】
vol.1「結婚はしたい。でも、せっかくだから一発逆転したくてスペックが譲れない……」
vol.2「週末はひとりでダラダラが好き。でも、SNSで友人のリア充ライフを見ると落ち込みます」
vol.3「ストレスで食欲が暴走。食べ過ぎては落ち込む、悪循環をもうやめたいんです」
vol.4「ストイックに筋トレする私。身近な人にも厳しく接してしまいます」
vol.5「“いいね!”がほしくて買い物依存に。高級ブランドを買いまくってしまいます」